約 4,498,552 件
https://w.atwiki.jp/zikkenb-oshan/pages/22.html
ここを編集 BIOSの関数を呼び出す INT命令 関数リファレンス: http //community.osdev.info/index.php?%28AT%29BIOS メモリマップ http //community.osdev.info/index.php?%28AT%29memorymap
https://w.atwiki.jp/barrett/pages/121.html
EBIOS 名前は愛用している整腸剤から。一日30錠。服用というより食用。 顔文字ダイスキ。発信で使うかはキャラ次第。思案では多用。 ハイオペ、ストライプアンチもやってみたい今日この頃。 感想、反省 投票の流れを一番の参考にしているので、謎投票の天然オペさんに惑わされまくり。 全員生存時のハイオペ宣言あれば、アンチのときは対抗した方がいいかもしれない。終盤ハイオペの信頼が高いとやり難い事が多々。 戦績 No. 領域名 種別 運命 勝敗 コメント 43 青いパパイヤ オペ 生存 勝利 右往左往してる間に終わった 50 ペンギンパレス オペ 11日目粉砕 勝利 私を掃除機して頂戴 59 ペンギンパレス オペ 9日目脱出 勝利 初脱出はオペを掃除機に… 67 サボテン兄弟 アンチ 生存 勝利 あまり意味無くハイオペ騙り 78 中国紅娘 アンチ 9日目脱出 勝利 アンチも慣れた? 88 青いパパイヤ オペ 7日目脱出 勝利 縞アンチを掃除機 100 ママの大ヒゲ アンチ 5日目粉砕 敗北 祝★初敗北 コメント ご自由にお書き下さい。 67のぬらぬらです。未だ負け知らずなんですね!凄い・・・。 -- 苺餅 (2007-07-30 20 17 22) ぬらぬら~☆運にも恵まれて頑張ってるよ(`・ω・´) また一緒に戦いたいなぁ。苺餅さんはもうVer3行っちゃってるんでしょうか? -- EBIOS (2007-07-31 06 55 44) まだver.3には行ってないですよー。でもそろそろ行ってみたいですね。一緒の領域になった時はよろしくお願いします。そうそう、私もやっとアンチになれましたよ!負けたけど・・・。 -- 苺餅 (2007-08-03 02 18 03) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vaioz/pages/20.html
以下の記事はVPCZ11のBIOSバージョンR1180C3,R2074C3,R3030C3及び VPCZ12のBIOSバージョンR2074C3,R3030C3で動作確認したものです。 BIOSの改造行為は当たり前ですが、メーカー保証が受けられなくなります。 また、手順を間違えたり、間違えなくてもなんらかの要因で失敗をすると 起動自体しなくなります。 そうなった場合、修理そのものを拒否されることもあります。 手順は以下の通りです。 http //forum.notebookreview.com/sony/473226-insyde-hacking-new-vaio-z-advanced-menu-bios.html すいません。変更されるアドレスは個体ごとに違うと言うことが判りました。 そのためバイナリエディットで書き換えるのは原理的に不可能と言うことなるので記事を削除しました。 改造を行う場合、上記URLを参照してください。 また、一度改造キットを作っておくと次回のBIOSのアップデート時に便利です。 ま、改造と言ってもフラグを1箇所書き換えるだけですが・・・。 実際に改造を行うと以下の設定変更が可能になります。(括弧内は改造しない場合) Turbo Boost TechnologyのDisable/Enable (常にEnable) Hyper Threading TechnologyのDisable/Enable (常にEnable) IDE/AHCI/RAIDモードの選択 (常にRAIDモード) 他もろもろ^^; コメント欄 出品するとか・・・。どうなんだろ? http //megalodon.jp/2010-0720-2249-48/page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w52078665 -- [Fn]+[名無しさん] (2010-07-20 22 52 06) このwiki開設される以前に独自に発見したノウハウを出品したことに何か問題あるのか?もっとよく確認してから発言しろよ! -- 名無しさん (2010-08-04 07 32 09) このwikiの問題じゃねーだろ。NotebookReview.com の psyq321さんの記事を参照して出品して商売のネタにしたのは明らかだろ?現に今出品していないのはそういうことだろ? -- 出品者乙 (2010-08-09 03 37 32) 単に出品期間が終了しただけだが何か?ソースも何を根拠に決めつけてるのかな?ロクに英語も読めない情弱厨房君 -- 名無しさん (2010-08-16 07 24 48) そこまで自信満々なら再度出品すりゃいーじゃねーか?出品期間が終了して再出品しないところがすでに自信の無さが現れてるぜwww -- はぁ? (2010-08-16 22 36 14) これは酷い。 コピーソフト売ってる中国人みたいだ。。 -- タコ (2011-04-28 19 17 33) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tokyo_nova/pages/411.html
BIOS 解説 正式名称はバイオテクノロジーソサエティ。 ニューロエイジ最大のバイオ企業。 メガ・コーポの1つ。 前身は日本直営の学術研究都市。 これはM○●N(未実装ノハ´゚x゚ハ⌒ニュロ)の前身でもある。 その成り立ちにより、日本とは密接な関係がある。 九鬼水軍(未実装ノハ´゚x゚ハ⌒ニュロ)と呼ばれる、ヒルコのみで構成された特殊部隊を持つと言われている。 関連人物 天津昂一郎 天津和世 関連組織 企業製品 [武器] サイドワインダー(TND.p252)、ヘヴィアームズ(TND.p258)、AM弾(GXD.p120)、クィーンの甲鱗(WOR.p35) [サイバーウェア] アーガス(GXD.p123)、憑武(STL.p94)、リャナンシー(STL.p109)、憑武・天(WOR.p35)、義体偽装皮膚(WOR.p46) [生体装備] JAM(GXD.p125)、ホワイトムスク(GXD.p125)、ビーストマインド(STL.p111)、再生血液(STL.p111)、ファング・ギャラクシィ(MDI.p31)、クイーンズスキン(MDI.p31)、スパイダーウェブ(NTW.p29)、パッチスキン(NTW.p29)、ガードセンス(NTW.p29)、BMT(WOR.p35)、パルスノッカー(WOR.p35)、ジーンアダプタ(WOR.p35)、タイガーアーム(WOR.p47)、ホークアイ(WOR.p47)、ホッパーレッグ(WOR.p47) [ドラッグ] マンドラゴラ(STL.p118)、クイックポイズン(NTW.p34)、バーンナウト(NTW.p34) [コスメティック] チェンジセルフ(GXD.p135) 噂 M○●NといえばBIOSの存在は欠かせないニュロ。 バイオ関係の悪事の影にはこの企業が絡んでるに違いないニュロ。 [2011/09/29 21 55 15]
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/106.html
最終更新日:2024.2.25 ●ブリヂストン自転車の前ブレーキ分類(2024年2月) ※ANCHOR除外 2021.4.4 ◆スマートコントロールブレーキへの雑感(既出内容とほぼ重複) 2021.1.10 ●ブリヂストン自転車の前ブレーキ分類(2021年1月) ▲スマートコントロールブレーキ━━━━━━━━━━━━━ ・長所:片効きしにくい?制動力が優れているらしい ・短所:構造上の可動部分が多いため整備頻度を上げないと問題が起こりやすい 2021年の現行車種で採用しているのはブリヂストン自転車のみ。 基本的には(保証が切れることが心配であれば通常保証が切れる1年後にでも) ブレーキごとツーピボットキャリパーブレーキに交換することを薦める。 ブリヂストンで扱いのあるツーピボットキャリパーブレーキへの交換でもいいが、 どうせなら独自改良が続いている「パナソニック品」をオススメしたい。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/102.html ブレーキシューも専用のサイレントシューで信頼感がある。(ステンレスリム用・アルミリム用で別) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●ブリヂストン自転車の前ブレーキ分類(2024年2月) www.bscycle.co.jp/products/ ▲【スマートコントロールブレーキ】───────────── ▲アルベルト ロイヤル ▲ビッケ モブ dd ▲ビッケ ポーラー e ▲アシスタC STD ▲アルベルト e 確認時点で5車種のみ。 廃●ビッケ グリ dd ◆【(前輪)キャリパーブレーキ】※ツー[ダブル]ピボット───────────── ・アルベルト "普通型はしっかりキャリパーブレーキ" ・ロングティーン(デラックス,スタンダード)、・ロココ、 ・ステップクルーズ(デラックス含む)、・カジュナ(ベーシック,スイート)、 ・アルミーユ(ミニ含む)、・エブリッジU(L含む)、・カルーサ、 ・プロムナードU(C含む)、・ブリヂストンワゴン、 ・マークローザ(7S,3S)、・ベガス、・LB1(DX含む) ・シュライン、・エクスプレスジュニア、・クロスファイヤージュニア、 ・リコリーナ、・ワイルドベリー、 ・カジュナ e▲前輪駆動、ステップクルーズe▲前輪駆動、 ・フロンティアデラックス▲前輪駆動、・ラクット20/24▲前輪駆動、 ・ラクットワゴン▲前輪駆動、 ・アシスタU (DX, STD,LT)、・アシスタユニプレミア、・アシスタワゴン 廃:シルヴァ(FR16)、イーエスワン、レベナ、アシスタプリマ、イルミオ ◆【Vブレーキ】───────────── ・マークローザ M7(前)、・トートボックス LARGE(前)、 ・オルディナF5B(前/後)、・XB1(前/後)、・TB1(前)、 ・クロスファイヤー(前/後)、 ・ハイディ ツー(前)▲前輪駆動、・TB1e(前)▲前輪駆動、 ・リアルストリーム(後)・リアルストリームミニ(前/後) ・アシスタビジネス(前) 廃:シルヴァ(FR24,F8F,F6F)、アシスタファインミニ(前) ▲[シングルピボット]キャリパーブレーキ───────────── ・ビッケm、・ハッチ、・ハイディキッズ、・クロスファイヤーキッズ ・エコキッズスポーツ、・トイランドスタンダード、・ビッケ j、・エコパル 今では幼児車・子供車のみとなっているが、部品管理の効率化を考えると、 全てツーピボットキャリパーに統一してしまったほうが良いと思うが・・・。 同じく失敗ブレーキという印象のフリストブレーキもだが、未だに在庫が余っているのだろうか。 ●【ディスクブレーキ】───────────── ・オルディナF8B(前)、・リアルストリーム(前) 廃:BWX ▲【カンチブレーキ】───────────── 廃:クエロ(700F,650F,20F) ↑ 全て廃盤。逆に今まで販売出来ていたことが奇跡。 未だに他メーカーで使われている車種があるが 中途半端なレトロ感で面倒なカンチブレーキではなく、 素直に(ミニ)Vブレーキに換装したほうが良い。 ※他にも「▲前輪(両輪)駆動、▲22インチ、廃▲650C」は避けることを薦める。 (整備可能店の確保だけでなく、混雑した駐輪場に停める用途での▲ディスクブレーキも同様) (ローメンテよりも「駆動効率を重視」であれば▲ベルトドライブも非推奨) ────────────────────────── ついでに、他の大手メーカーも確認。 ▼ヤマハ(2021年1月)───────────────────────── ●【(前輪)キャリパーブレーキ】※ツー[ダブル]ピボット PAS With(DX/SP含む)、PAS Cheer、 PAS Babby un(SP含む)、PAS Crew(De含む)、PAS Kiss mini un(SP含む) PAS RIN、PAS Ami、PAS mina、PAS CITY-C、PAS CITY-SP5、 PAS SION-U、PAS ワゴン、YPJ(R,Cのみ) ●【Vブレーキ】・・・・・・PAS VIENTA5、PAS CITY-X(前輪のみ)、PAS CITY-V(前輪のみ)、PAS GEAR-U(前輪のみ) ●【ディスクブレーキ】・・・YPJ各種(R,Cを除く)、PAS Brace(前輪のみ) ▼パナソニック(2021年1月)───────────────────────── ●【(前輪)キャリパーブレーキ】※ツー[ダブル]ピボット ギュット・クルーム・EX(DX含む)、 ギュット・クルームR・EX(DX含む)、ギュット・アニーズ・DX(26含む)、 ビビ・EX(DX含む)、ビビ・L(20含む)、ビビライフ、ビビ・SX ティモ・S(L,I,DX含む)、ベロスター(ミニ含む)、グリッター、 Jコンセプト、SW、BP02、オフタイム、シナモン・JP・ツインロック ●【Vブレーキ】・・・・・・EZ、ジェッター、ハリヤ、パートナー・DX(U含む)(前輪のみ) ●【ディスクブレーキ】・・・XM-D2 V、XM2、XU1 ◆【(前輪)ローラーブレーキ】・・・レギュラー ※(共に1インチスレッドと仮定)一般車で前輪をローラーブレーキにする場合、 レギュラーの前フォークを入手するのが最も確実かもしれない。 実車画像 blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/25109729.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆スマートコントロールブレーキへの雑感(既出内容とほぼ重複) www.youtube.com/watch?v=1-5ajmC12dk ●特に初期型は相当問題があったという認識 ●構造が増えるほど壊れやすくなる ●優れているというのであれば数値などで具体的な根拠を示すべき ●効きを重視するなら「Vブレーキ」 ●通常は(パナソニック等)デュアル(ツー[ダブル])ピボットに交換すると良いのでは ●フラグシップモデルのアルベルトロイヤルに搭載している理不尽さ (引き合いに出されている高評価のシナモンJPは単独の動画で良かったのでは?と思うので割愛) (前輪ローラーブレーキは特殊なので除く) 下記●スマートコントロールブレーキ(2014年5月28日当時の内容)にある、 BSの開発秘話のような内容には「心配性で有名な技術者が開発」とあるが、 初期型は試行期間中に一体何をチェックしていたのだろう。 本来「自転車の扱いが非常に雑+完全ノーメンテ主義者」の複数のユーザーに使用してもらい 数年単位で問題点を見つけ、改善するのが普通。(制動装置なので尚更) つまり、当初の初期型は試作機●号止まりで、 少なくとも現行の改良されているという話の「Ver.2」こそ初期型でなければならなかったはず。 「結果的には」重大事故が頻発するようなことにはならなかったとはいえ、 命に関わる制動装置なのに「とりあえずリリースしてバグ取りは実際ユーザーでいいだろう」と ゲーム開発のような感覚で問題がないと思っていたとすれば、全く理解できない。 そもそも、元々の値段が高めの「電動アシスト」や「フラグシップモデル」なので、 「Vブレーキ+V用の前フォーク」で多少値上げになったとしても、気にする人が多いとは思えない。 だからこそ、効き重視なら「Vブレーキ(一応パワーモジュレーター付き)」に仕様変更するのが妥当。 ある程度の操作性から、安価で機能改善や「壊れにくさ」を重視するのであればやはり、 当方もオススメしている「パナソニック自転車の(改良型)ツーピボットキャリパーブレーキ」等に変更すべきだろう。 「自社開発製品の比率を上げることが至上命題であり利益重視の観点からも不可欠」なのだろうとは思うものの、 そういうのはせいぜい 「【国内自社製造していないのに】割高な(ノルマ重視の店には助かる"お布施"代金込みの)タイヤまで」で思い止まるべきであり、 安全保安部品まで手を伸ばすようなことは、そろそろ身を引くべきなのではないだろうか。 せめてもの良心としては、「搭載車種が一部しかないこと」、 某クランクのように「画期的な商品風」のイメージ戦略で過剰にメディア煽りをしていないだけ、 「消費者が勝手な思い込みで事実誤認をしてしまう」という人が少ないことくらい。 ●BSの子乗せ車種を勧めない理由 cs-shinwa.sblo.jp/article/186829661.html 以前まで電動アシスト自転車を一緒に作っていたヤマハが このブレーキの採用を軒並みやめていることからも どれ程信頼の無い物かは分かると思います。 私はこのブレーキが使われている限り ブリヂストンの子乗せ電動アシスト自転車は 絶対的にお勧めできません。 基本「売れればいい」としか思っていない自転車店では絶対に教えてもらうことはない話。 「初期整備の仕上げ方の違いで何とかなる」とも思えない。 なぜなら「(まともな状態を維持するには)メンテ頻度を増やすことを余儀なくされると思われる」ため、 そのユーザーが「何処かを壊すまで」店を定期訪問する気が一切ないようであれば、 「慢性的に不具合を抱えたまま」使い続けることが予想できる。 ("空気は購入時に充填すれば1年後まで大丈夫・・・なわけがない"のと同じこと) 一応「一般的なツーピボットキャリパーブレーキに交換する」ということで 特有の問題の解決はできると思われるが、 (パナの子供乗せ電アシに使われているツーピボットキャリパーブレーキをオススメ) 「メーカー保証」が心配な人は使い続けるしかないのだろう。 そんな保証目当ての人でも、保証期間も過ぎ、子乗せ座席が不要になれば、 カゴへの変更を兼ねて交換したほうが良いのではと思う。 無論「ブレーキシューはツーピボットキャリパーでも摩耗するのは同じ」なので 「走行距離から使用環境などに応じて」適宜交換の必要があること (ケーブル類も錆びないようにステンレスワイヤーを使うなど)と、 「ブレーキの違い」を理解し、「走行方法に問題があればその改善も必須。 ブレーキ交換しただけで「改造したから事故に遭った」などと言わせないためにも、 例えば「予測運転をせずに急ブレーキ多用するような状態」は改めてもらう必要がある。 ●むしろACA-2よりもスマートコントロールブレーキ問題が気になる www.grooveinlife.com/aircheckadapter/ ACA-2を扱っていても一般車の米式化にあまり積極的に見えないパナレーサーがリツイートしていたのは意外だったが、 気になったのは、そのACA-2自体に対する内容ではなく、前半のブレーキ不調に関して。 残念ながら搭載品が ▲「スマートコントロールブレーキ」であること、 ナット部分に錆びもあるので、この際に 「Wピボット式のキャリパーブレーキへの変更を推奨」。 ▲「ワイヤー調整すらしない(できない?)自転車店」は そもそも整備依頼に値しないので利用を避けたほうが良いと思われる。 ●ブレーキシューもそんな店で交換されたものであれば、 「購入時点で硬化している不良在庫の恐れもある」ので、 硬化していないことが明らかなことを確認した上で、(製造年月が分かれば尚良い) ダイヤコンペやパナソニックのサイレントシューへの交換も薦める。 他にも、ブレーキのアウターケーブル、インナーワイヤーも一新しておきたい。 ●シュー摩耗でブレーキが効かなくなったケースもあるという スマートコントロールブレーキの「構造的な宿命」を理解していれば、 シュー摩耗が進んでいる場合、 「シュー交換しなくてもとりあえず調整で何とかなるだろう」とは思わない。 BSではこの構造上の問題を解決するために 「シューを硬くする」ということで解決を図っているらしいが・・・。 通常の(ツーピボット)キャリパーブレーキでは、 過度にシューがすり減ればリムを削り最後は運が悪ければ大怪我になる。 「ブレーキ」を軽視するということは命に直結するとして 安心を買うという点でいえば、 (年数千キロ以上走るようなこともない限り)最低でも年1回は ブレーキ周りの全交換 (ブレーキシュー・アウターケーブル・インナーワイヤー)は セットで交換することが望ましい。(安物は避けること) ───────────────────────────── 内装・シングル車にあるチェーン引きでも似たようなもので ある程度は調整できても 「摩耗が進めばチェーン自体を交換しなければならない」。 (外装変速でも調整は必要で、伸びきる前のチェーン交換が必須) 日常点検を怠らず"適切な状態で"オイルが塗布されていれば、 「摩耗によるチェーン伸び」までの期間が延びる。 走行抵抗感も"通常(快適)"で、錆が原因での妙な抵抗感も発生しない。 ───────────────────────────── 結果として「メンテは得」なのだが、 その当たり前を理解してもらうことが極めて困難だからこそ、 非常識な状態で持ち込まれることが圧倒的に多いのだろう。 ●現行品と従来品の違い blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/14269473.html 調整しにくかったワイヤーアジャスターの改良 アーチの支点の位置が高く 中央レールの角度変更 などです。 「改良し続けているので大丈夫です」と言われて信じることができる とても敬虔で純朴な人達にとっては (構造自体に何ら問題がない)「とても素晴らしい製品」なのだろう。 または、純正品以外をきちんと付けたとしても 「製品自体の問題で不具合が発生したことが原因で」事故に遭っても 「メーカーの責任にできる」という意味では正しい処置に違いない。 その背景にあるのは・・・ 万が一事故があれば、非純正品への交換に対して責任転嫁され 経営に影響するような状況に追い込むようなことはしたくないという 「事なかれ主義」にあると思われるが、 そうせざるを得ないのも「ノーメンテ主義」の所以か。 「売れればいい」「走れればいい」という考え方とは どこかで明確に「区別」する必要があるのかもしれない。 ●初期型から改良型への交換から見る根本的な問題 「改良型であっても、再びスマートコントロールブレーキを取り付ける意味」とは? 「保証期間内だから」とか「自身が検証実験する」のであれば、まだ分からないこともないが、 ([頻発する]だの[絶対に起きる]とも言つもりはないとしても) 不具合から事故が起きて被害者が出ることを考えれば 使用自体を控えても良いのではと思うだけに わざわざまた同様のブレーキを使う意味があるのだろうか。 むしろ「次回の不具合発生までのデータ取り?」ような穿った見方もできるが、 「スマートコントロールブレーキを廃するためには (客がある程度犠牲になるとしても)不具合を地道に集めるしかない」のかもしれない。 使用状況からして、不具合が起こっても すぐに店に来るような使い方ではない=「ノーメンテ主義」と見るなら、 メーカーとしては想定外としてもツーピボットキャリパーに交換すべきに思える。 しかし、この場合でも「もし不具合から事故が起きたときに、 保証期間を過ぎていても「パーツ交換を理由にメーカーの責任逃れに加担する」ことになり 店の責任にされることを恐れている」と見るべきか。 いや、それ以前にどれだけ「壊れにくい」使い方をレクチャーしたとしても、 馬耳東風で「まともな使い方が全く期待できない」ユーザーを想定すると 単純に"店が負うリスクを極力減らしたい"と思うのは商売人として自然でもあるのだろう。 現状のメーカーの対策を見る限り まるで「大事故が頻発でもしない限りは改良版を出していれば問題ではない」 とでも言いたげな姿勢には呆れるしかないが、 それ以上の問題として、結局ここでも根本にあるのは 「どういう状態が普通」で「どのように使えばいいのか」を理解するまでに至らない 「(ユーザーの知識と実行力という点で)教育不足」を嘆くより他にない。 ●ダルマねじ破損で改良品にブレーキごと交換 blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/14269473.html スモールパーツがないので一部破損でも全交換。 これは他のツーピボットキャリパーブレーキでも同じようなものなので まだ許せるとしても、結局のところ バンドブレーキの音鳴きでまたバンドブレーキを付けるようなもので、 ブレーキ自体に問題があると言わざるを得ないものをまた付けるのは 果たしてユーザーに対する適切な修理と言えるのだろうかという疑問がある。 保証期間内ならまだわかるが、とっくにメーカー保証が切れていても、 依頼者が「いや、どうしても絶対に純正品で!」という強いこだわりという名の 「BS愛社精神に満ち溢れている人」ならまだしも、 通常のツーピボットキャリパーで問題があるような状態でしか使えないのであれば その方法や状態、しいては考え方そのものを是正すべきに思えてしょうがない。 「なぜスマートコントロールブレーキでなければならないのか」 急制動が必要?→「予測運転が出来ない免罪符として利用するだけでは結局事故の種」でしかない。 片効きする?→ネジ締めの状態、スペーサーの形状や順番、ケーブル配線を含め「調整不足を疑う」こと。 ●「2016年以前のブレーキシューは早ければ3ケ月」で要交換 使用頻度が他の人より多かったとか、 急ブレーキ過多な使い方だった可能性がないとはいえないが、 3か月でシュー交換が必要になることもあるとはなかなか酷い。 ●レンタルサイクルでの対策 www.facebook.com/bicycleaaa/posts/1438566336243211 問題なく乗れはしましたが、前ブレーキはいろいろ曰くありげなスマートブレーキ。 よく見ると前カバーの爪を折ってあるのね。良くはないんだろうけど気持ちは判る気もします。 管理者は特に何も考えずSCブレーキを廃棄し、ツーピボットキャリパーへの変更依頼をすればいいだけでも、 「大事故」でも起きない限り交換なんてする気も更々ないのだろう。 後ブレーキアウターが切れているというところも含めて交換修理が必要という状態を見ると 点検頻度は週1か月1か分からないが管理会社はしっかり整備しておいてほしいところ。 「1台1台きちんと整備が行き届いているレンタルサイクル」を売りにできるのであれば 料金が倍以上であっても価値はあると思えるが、 「まともに整備されている自転車の快適さを知らない」という理由と 「借りるのも返すのも簡単であること」と「乗れればそれで十分」な 一般層には訴求力にならないから事業には適さないのだろうか。 ●スマートコントロールブレーキII(2) cs-shinwa.sblo.jp/article/181264490.html 問題のスマートコントロールブレーキは相変わらず搭載しており 新モデルからブレーキゴムが最後まで使えない という問題は解消されるとのことでした。 2になってブレーキシューの使用可能距離は増えたとして・・・ なお、スマートコントロールブレーキは 基本的な構造が変わらない為 他社のブレーキと比べて制動性能が2倍といううたい文句は大いに結構なのですが 他社のブレーキと比べて故障する確率が2倍以上 という問題点には相変わらず触れたくないようです。 「制動力があるから使っている」と言われても、 「パンタグラフ構造で可増部が多いため キャリパーブレーキと比べると定期メンテの頻度を上げる必要がある」 という点から、それを怠れば故障率が増すと考えると、 本当に制動力だけを誇っていて良いのかどうか。 そして何より制動力を重視するなら 最初から「Vブレーキを使う」という選択肢がないのは ブレーキシューの消耗が激しいからという理由もあるとして、 フォークが流用できないとかコストが増えるというのは 電アシの価格帯で5000円や1万円上がったところで問題になるとも思えず。 パワーモジュレーターで急制動を抑えても問題と思うなら 結局は既存のキャリパーブレーキを使えば済むということでもあり・・・。 ●BSのシュー改善策 blog.livedoor.jp/rooster_room/archives/52062961.html 「ブレーキシューの硬さを5倍にしました(たぶん当社比)」 吉本興業ばりにズッコケるかと思いましたよ、長年のクレームへの回答がこれなのかと、力が抜けた思いでした。。。 ●「スマートコントロールブレーキ」 ブリヂストンが親子乗せ自転車などに採用を始めたブレーキ。 fiction-cycles.blogspot.jp/2012/07/scb.html 過去にデルタブレーキと呼ばれたような種類のもの。 既存のキャリパーブレーキ穴との互換性はあるのだろう。 「Vブレーキにしてしまうと前フォークもレバーも交換しないといけないので、 互換性を持たせつつ、剛性アップを目的として作られたのでは」という話。 ↓ 「実際に整備をした店の感想」 blogs.yahoo.co.jp/namotu/32822590.html 今回、このブレーキの異常で修理依頼を受けて対応しました。 画像もアップ(カバーを外した状態)しましたが、可動部分が多く、ブレーキが重くなる傾向にあるようです。 ブレーキレバーを引くと、引いたまま戻らなくなっていました。 ひし形の可動部に注油をすることでなんとか回復しましたが、定期的なメンテナンスが必要なブレーキなんだと思います。 ●スマートコントロールブレーキの短所 「実際に整備をした店の感想」(別の店) cs-shinwa.sblo.jp/article/87482523.html なぜなら、可動部が多すぎて戻りが悪くなり動作がおかしくなる事が多発しているからです。 5年以上のらないと起こらないのですがまだ販売して2年程度のもので既にかなりの数を見ています。 おそらくですが普通の自転車と比較して3倍くらい早く動きが悪くなるようです。 片効きを防いで確実に両側からリムを挟むようになっているが、 機構が複雑で調整に手間がかかるようになってしまったようだ。 ダブルピボットキャリパーブレーキでは力不足ということであれば、 前にはハイパータイプのローラーブレーキを取り付けるべきにも思えるが、 やはりコストが数千円上がるのを避けたいからと駐輪場の接触で歪むのを避けるためなのだろうか。 ライトはハブダイナモ+前輪用ローラーブレーキではJ端子系ではなく E2端子のスポーツハブになってしまうのを避けるために 一般車はブロック(リム)ダイナモにするとして、 電アシの場合は、センサー等の部品や構造の関係で使いにくいのだろうか。 ●スマートコントロールブレーキ「AR-NCP」の画像と解説 ameblo.jp/cycle-plus/entry-11985602493.html 分解・調整禁止とあるので、調整方法も何もない。 ネジが緩んだり動きが渋くなって不具合が出たらメーカー判断では即交換して欲しいところだろう。 2800円(税込)(たぶん工賃含まず)で。 ※ちなみにテクトロ800Aなら(工賃含まず)1500円くらい。 ↓ ●スマートコントロールブレーキの実態 cs-shinwa.sblo.jp/article/113700356.html 上に紹介した店の続報のような形。 ▲パナはセーフなのにBSはなんで無理という疑問 → 「車体の作り的に無理」 クリアできるように車体作るものじゃないんだろうか普通。 ▲苦情は多くても改善はしない方向? 作ったものは不具合は気にせず「危険事故でもなければ」在庫捌けるまで使うしかない? メーカーからのメンテナンスアナウンスが来るほど 調整が難しかったり(面倒だったり?) 壊れやすいということは把握していましたが そのアナウンスの内容には 「定期的に注油を行ってください」とあります。 上の分解・調整禁止の画像は「ユーザーサイドでは弄るな」ということだったようだ。 他にも ▲利きっ放しで動かなくなるケース ▲カバーがブレーキの可動領域に干渉し全く利かなくなるというケース 結局 そんなに効かない車体しか作れないなら(メーカーはフォーク交換してでも)「Vブレーキでも使え」という話に。 ●スマートじゃないコントロールブレーキ blog.goo.ne.jp/bsbishop/e/b641d3f49e1a32bb02e169dba94e44bb (バイシクルショップ ビショップ 2014年10月の記事) 最初はココの部分の隙間はごくわずかですが、 使うにつれてどんどん隙間が広がってクセがつき、 パンタグラフの動きがスマートじゃなくなってきます。 ブレーキワイヤーのルートによってはブレーキレバーだけがカチャカチャ遊んでしまい、 ブレーキ本体がまったく動かなくなったりもしますが、 ブレーキ本体に対して真上からのルートを通してやるとスム―スに動くことが多いです。 四角いアルミの支柱に白いコの字型のスライダ(すべりをよくするための樹脂部品)を 上下にセットし、パンタグラフがスムースかつバランス良く動くようにつくられています。 しかし、しばらく使うと徐々に症状が出てきます。 上下のスライダはそれぞれ独立しているため、ブレーキをかけると上下のスライダが圧迫されます。 当然その力は逃げようとするため構成部品の変形につながっていきます。 隙間が広がってくるのはそのためです。 支柱に汚れが溜まると、スライダのすべりが悪くなりレバーを握っても戻らなくなったりします。 この支柱部分は定期的にクリーニングしたほうが良いと思います。 そして、問題はそれだけではありません。 パンタグラフ機構によってブレーキアームの可動域が制限されるため、 ブレーキシューが使いきれないという問題点もわかってきました。 乗ってる時の自覚症状としては、ブレーキレバーを握り込んだ時に レバーがある一定の箇所からそれ以上握りこめなくなってしまいます。 要するにブレーキがかからなくなってしまうのです。 この時ブレーキ本体で何が起こっているかと言うと、 パンタグラフが可動限界に達しそれ以上動けないにも関わらず、 ブレーキシューはすり減りのためリム(車輪)に届いていない状態です。 ↓ (2016モデルのスマートコントロールブレーキ) blog.goo.ne.jp/bsbishop/e/a5e72eae364cfc1b3d395db4e51a87a9?fm=entry_awc 左が2015モデル、右が2016モデルのスマートコントロールブレーキです。 アーム寸法、各ピボット位置の変更はないように見えますが、ブレーキシューの色(素材?)が変わっています。 これで耐久性が5倍アップしたそうです。 ブレーキアウターの受け口が深くなり、ブレーキ本体に対してブレーキワイヤーを真上から通せるようになりました。 ブレーキに関しては改善したとは言え、定期的なメンテナンスは欠かせません。 前後にお子さんを乗せた場合、最大で100kg以上もの重さになります。 その状態で雨の日の下り坂、考えただけで不安ですよね・・・ 最低でも半年に1度は点検整備をお願いします。 ●スマートコントロールブレーキ不具合の記事の記事の少なさ 量販店では全国での販売数の関係上で返金クレーム合戦になったり、 色んな意味で技術的な面で余計なことは言わないほうがいいというのは分かるとして、 個人店で不具合を挙げないのは「事なかれ主義」の最たるものだろう。 「不具合のあるかもしれないものを売っている」 =「不良品を売りつける店だ」という意味不明なレッテルを貼る客や同業者がいないとも思えず。 実際は「どう処理したか」ということが評価されなければならないはずなのに、 問題の表面化自体を避けたがる。 (1)ネット環境がない古い店が相変わらず多い ↑これは声の上げようがないので無理として (2)構造上ではなく「個別の事案」として処理する (3)メーカーとの軋轢を生むようなことをしたくない (4)「所詮一般車ジャンルの部品だから」と諦めている (5)不具合だと思っていないので適当に加工するだけ 隠ぺいというよりは、事を荒げたくないという理由がやはり大きいような気がする。 (6)他所で事故案件に上がっていないから大丈夫だろう 不具合が起こって持ち込まれていないのであれば問題ないと考えるケースもあるとして 実際トラブルになっても何が問題なのか分からないような店であれば買った客は後悔しても遅い。 また、客自身が「ブレーキが効かない状態を」不具合だと思っていなくて 持ち込まれていないケースのほうが多いとすれば 「ブレーキ整備不良」で不整備ピストや不整備BMXのように 赤切符対象ということを知らないだけだろう。 しかしパナソニックでは子乗せ用に 仕様がほんの少しだけ異なるだけのキャリパーブレーキを使っていることからも 変に意地になって欠陥もどきのブレーキを使い続ける必要もないと思うが、 「ちょっとした片効きでも絶対に許さない」というクレーマー店(客)か、 邪険にできない頭の固い上司と技術者がうるさくてどうにもならないという事情でもあるのだろうか。 (専用規格のベルトや電アシでも部品を増やす方向を中心に事業展開している時点で察するべきかもしれない) やはり、さっさと諦めてフォークを変更してVブレーキを使うか、 電装部分は節操なく使っているくらいなので パナソニックの子乗せ向けキャリパーブレーキも使わせてもらうかすれば いいだけのように思える。 BSが導入しないのであれば実物合わせで互換性が確認できれば パナのキャリパーブレーキに交換してしまうのも手かもしれないが、 個人都合による交換の場合、BS保証の点で厳しいか。 ●スマートコントロールブレーキのシューの摩耗が早い →スマートコントロールブレーキをツーピボットキャリパーブレーキへ変更 ameblo.jp/syuuiti0923/entry-12048036464.html ツーピポットキャリパーブレーキと言いまして 上のブレーキよりは気持ち制動力が落ちるのですが、ゴムの寿命は長いです。 しかも制動力が落ちると言ってもスマートコントロールブレーキが発売される前には ずっと使っていたので信頼性も充分にあります。 これにより経済的になったとお客様から多数の声を頂いておりますし、 前のブレーキより、止まらないなんてクレームもまだ1軒も出ておりません。 BS2016版でばシュー自体の改善も行っているようではあるが、構造上の問題にも思えるだけに交換も手。 メーカー保証については店が責任を持つということなのだろうか。 パナ電アシ用の(ツーピボット)キャリパーブレーキも なぜか表向きには一切告知していないようだが若干進化しているようなので 今選ぶならテクトロよりもパナのキャリパーを取寄せて取り付けてもらうのが良いだろう。 分かりやすい箇所だけを紹介するだけでなく、こうした改善点があるなら積極的に公開すれば いいと思うのだが、なぜか紹介したがらない。 マイナーチェンジをイチイチ紹介してたらキリがないとしても、 そういう姿勢から「どうせどれ買っても同じようなもんだろう」と決めつけてられてしまうとは微塵も思わないのだろうか。 ▲スマートコントロールブレーキの不具合 cs-shinwa.sblo.jp/article/173546226.html ▼ナットの抜け落ち スマートコントロールブレーキの使用を推奨するつもりもないが、 ちょうど修理店でツーピボットのキャリパーブレーキでも 不具合記事が上がっていたのを見ると、現状外れてはいないが 緩むことはあるので、そのうちナットが外れるようなケースも稀にあるのかもしれない。 ↓ ▼交換不可??? 他の内容として点検頻度が高いことなどは以前の記事と同じとして 気になったのは 非常に残念なことは、このブレーキ用に フロントフォークの穴位置が決めてあるため 他のブレーキに交換することが不可能なのです。 ↓ →スマートコントロールブレーキをツーピボットキャリパーブレーキへ変更 ameblo.jp/syuuiti0923/entry-12048036464.html 「実際に交換している店がある」ので、交換不可能ということでもないようなのが気になる・・・。 交換している店での車種は書いていないが、子乗せではアーチの長さ的に 通常の「tektro YH-800A 61-78mm」のような一般車向け通常サイズのアームでは不可能としても アームの長い「tektro YH-900A 72-92mm」や、 パナソニックの電アシ用の前キャリパーブレーキでも BSの子乗せのフォークには使えないということなのだろうか。 しかし交換している店では これはスマートコントロールブレーキと言いまして、 ブリヂストンで言うと、ビッケやアンジェリーノ、 ヤマハだとパスバビーやパスキスなどで使われているブレーキです。 と書いていることから、アルベルトロイヤルのような一般車ではなく 子乗せ車種で実際付け替えているようにも思える。 ↓ パナの電アシのキャリパーなら店にあるだろうから シンワでも付け替えたことがないとは思えないだけに やはり車種によっては不可能なこともあるということになるのだろうか。 ●スマートコントロールブレーキをテクトロ900Aと交換 少し効きは落ちたようだが、ケーブルの長さなども全く同じで簡単に取り付けられたとある。 坂のある場所では試していないようなので、 坂が多い地域で前後に子供を乗せて走行した場合でも止まることができるかどうかということになるが、 (当然クリアしていなければ危険で販売しているはずもないので) やはりパナの子乗せ自転車向けのキャリパーブレーキを付けるというのが最善に思える。 ↓ (追記 2016.9.11) 「急な下り坂では」心もとないという感想もあるが、 スマートコントロールブレーキでは稼働部の多さからメンテ頻度を考えるとやはり微妙。 坂道向けに強化するなら効き目重視といえば フォークを交換してでも、Vブレーキや、音鳴きは諦めるとしてディスクブレーキ(メタルパッド)か、 コスト度外視で油圧式、「小径用のローラーブレーキ専用フロントフォークを新規に作り、 その中でもブレーキ力の強い”ハイパータイプの”ローラーブレーキを使う」 となるのかもしれないが・・・ 効くに越したことはないとしても今度は、小径なのに「ブレーキが効きすぎる」ということになっても、 今度はパニックでの急ブレーキで自転車ごと前転するようなことにでもなれば危険だと思うので、 そのバランスが難しいところでもあるのだろう。 ●BS側でのスマートコントロールブレーキの細かい改良 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12144107430.html 「カバーの形状、取り付けボルトの長さ、アジャスターナットの大きさ」 完成形にたどり着くのが先か、 諦めてVブレーキかパナの子乗せ向けキャリパーを使うのが先か。 ●スマートコントロールブレーキ雑感 cs-shinwa.sblo.jp/article/174928127.html ▼それなりの対策 個人的にはパナの子乗せ用キャリパーを使うのが最も有効な手段として、 フォーク換えてVブレーキにするとか、 これを売り続けるのであれば「メーカー保証:搭載車種は前ブレーキ月1来店での継続点検必須で3年間無料」として 「メーカー側がその整備費用工賃を負担する」というのが真っ当な対応に思える。 ▼まだ重大事故はないから? しかし、メーカーの思惑を推測すると フレームポッキリのような見た目が派手でインパクトがあって分かりやすいような 全国ニュースで面白おかしく扱いやすいような事態でもなく、 徐々に効きにくくなる程度で「これが原因の目立った事故も起きてないから」として 消費者庁などに安全性の確認を打診したところで 「新車販売時での検査はクリアしているから大丈夫なのでは」ということになりかねないのだろうか。 要は「危険というのであればその具体的な不具合に至った経過や結果ではなく、 「事故に遭った、事故が起きた」という被害者の実害の裏付けがなければ販売差し止め等の勧告は難しい」という意味で。 結局のところ、具体的な事故被害者が出てからじゃなければ対策は後手後手に回るのは ツアーバス事故対策然りということで、何でもそうだけども「自衛するしかない」のだろうかと。 ▼[店]声は小さいだけでは効果は低い 個人店・量販店に限ったことでもなく 「スマートコントロールブレーキ自体が欠陥品なのでは?」という考えのある店を募って 個々に意見発信するのではなく「共同声明」として メーカーに意見書を提出するというのが効果的なのかもしれない。 しかし、量販の場合そもそも不具合という認識があるかどうか定かではなく、 全て「個別のクレーム事案」として「その都度交換すればいい」というような印象。 個人店の場合、各店での方針が大きく異なるのと「事を大袈裟にしたくない」という思惑から 結局売り手に有利な方向へ誘導されるしかないような気もする。 ▼[メーカー]諦めが肝心 これを使い続けなければならない理由がやはり分からない。 被害者が出る前でも裁判沙汰にでもなって揉める前に 在庫は「スマートコントロールブレーキはどこかの国外向け商品専用品」としてでも格安で「使い捨て品」として提供して しれっと「今年から(パナのとは言わないまでも)子乗せ用キャリパー使います」ってことで良いような。 (↓追記5.1) 「スマートコントロールブレーキを使うことでブレーキ本体の構造で片効き予防をする」ということではなく、 「基本的に子乗せ自転車で使われているという性質上の安全性の重大さからも」 「メンテナンスとして来店調整を実効性のある対策」として促すような仕組み作りが急務だと思うが・・・ メーカー自身が「売りっぱなしの店」を「ユーザーの自由」として黙認し 「不具合起きればとにかく新車を買え」という思考で構築されてしまっている以上は 極めて稀な親切丁寧な良い自転車店に奇跡的に恵まれるか、 危険度を認識してアンテナを張って情報収集し自分で気付かなければ、どうにもならないということだろう。 そもそもメーカー自身が「何も知らずに」安物自転車を選ぼうとしてしまう客に対して 「何がどう違うのか」という「説明と実感」を得てもらい「客を育て」、 メンテナンスやルールや相談しやすい環境づくりが出来ている店を優遇するといった「店も育てる」 ということを放棄して「売れればいい」に特化してたら 業界全体まで本質的には腐る(自転車も自転車乗りも酷いといったレッテル貼りを育てる)と なぜ考えられないのか不思議でしょうがない。 ↓ 参考紹介 ★大型フロントブレーキ(アルミリム用ブレーキシュー付)([406 20インチHE]子乗せ自転車向き) cycle.panasonic.jp/products/featureeb/wheel.html 【黒】品番「NBC2196F」 ↓ 子乗せ自転車に使われている「大型フロントブレーキ」は通常のWピボットハイパワーブレーキとは若干異なる。 ◆パナソニック GYUTTO mini DX(2014.02.08の記事) assist3.blog.fc2.com/blog-entry-151.html それよりも、ブレーキシュー!!以前と同じサイレントシューですが Vブレーキのシューと同じようにトーイン付けられるようになってます。 制動力アップのため?? もちろんリムはアルミに変わってるのでアルミ用のブレーキシュー。 [ナット・ワッシャーが専用品でシューの角度調整が可能。但し、このナット・ワッシャーの単品販売なし] ↓ ※22以上は通常の「Wピボットハイパワーブレーキ=代替品はテクトロ800Aなど」で十分ようだ。 20HEの子乗せのスマートコントロールブレーキを「NBC2196F」に交換することで不具合は解消できるはずだが、恐らく 「BSが通常想定しない部品交換として有効期限内であっても保証切れ」になる可能性も高いので、 スマートコントロールブレーキが心配であれば、最初から(デザインはイマイチだとしても) 安心には換えられないとして 「パナ、もしくはヤマハの子乗せ自転車を選ぶ」 というのが最善の選択ではないだろうか。 ●またもビッケのフロントブレーキが効かなくなりました。 (2015.5.13) ameblo.jp/photoconsul/entry-12026133716.html 自転車屋さんではブレーキ本体を交換する必要がありますといわれたそうです。 え、買ってからまだ1年半も経っていないのに ブレーキ本体を交換するとはどういうことなんでしょうか? なんだかんだで半年ごとにブレーキの修理、調整をしてもらっています。 ●スマートコントロールブレーキの修理 (止まれなくなったBikkeのブレーキ修理) monoooki.net/2015/10/repair-a-smart-control-brake-for-bikke/ 稼働部に潤滑油を塗布し、ワッシャーを追加することでシューが当たるように改善 ●スマートコントロールブレーキの分解整備 cycleserviceo.blog.fc2.com/blog-entry-194.html 分解する手間と時間と工賃を考えると、新品を用意したほうが確実だろうし、 もっと言うならば、スマートコントロールブレーキを捨てて 適正なアーチ長のツーピボットキャリパーの新品に交換したほうが良いと思えるが・・・。 ●スマートコントロールブレーキの強度の問題 cs-shinwa.sblo.jp/article/179395143.html この自転車は、販売当時から、申し訳ない気持ちでしたが 何度も調整を行ったにもかかわらず(ほぼ無償) 殆ど効果が見られず、不具合を連発していました。 お伝えして、持ってきて頂いたのですが 既に破損状態まで行っており 走行中にブレーキが全く利かない状態になったそうです。 動作だけでなく、強度にも 問題があると証明されました。 こんな壊れ方、普通しませんよ。 一般的なWピボット式ブレーキにも 接続部に似たようなパーツがついていますが こんな壊れ方は普通はしません。 www.facebook.com/konanrescue/posts/1485500711473825 珍しい修理です前輪ブレーキキャリパーが破損 タイヤに絡み走行不能になっていました 割合としては低いということで言えば(恐らく普通のWピボット式)キャリパーブレーキでも破損することもあるようだ。 しかもこの事例は今回だけではなく 何度か他の方でも見られた症状です。 締めなおしても、また緩んできます。 子供を乗せる自転車についているパーツが こんな酷い状況でいいんでしょうか? こちらが新しく変えたパーツです。 普通の、Wピボット式ブレーキです。 他のメーカーでは普通に使われているパーツです。 しかも、ブリヂストンから取ったパーツなんです! ”普通の”と書きましたが、厳密に言うとちょっと違います。 実はこの自転車の場合、タイヤの厚みがあるため アームの長さが特殊なものしか使えないのですが なんと同じブリヂストンの自転車に使われていたのです。 アシスタユニ・プレミアという自転車です。 笑い話ですね。 ※20×1.75のアシスタユニ・プレミアのツーピボットキャリパーブレーキ www.bscycle.co.jp/items/family/assista/#anc00 www.bscycle.co.jp/products/brands/ASSISTAUNIpremiere/A2UP262016/ スマートコントロールブレーキを売りたいためか、ありきたりであるためか、 商品の特徴欄にはツーピボットキャリパーブレーキであることは紹介されていない。 つけられるんです。 できるんです。 しかし、いくらクレームを出しても、変えてこないんです。 過去にもそういうことはありましたが いつの間にかこっそり変えてきて 「壊れたら今のパーツに変えてもらってください(有料)」 とか、平然と言われたりしました。 (※アンジェリーノアシスタのスタンドなどがその例です) 「BSでも別車種に当たり前に使われているような普通のWピボット式ブレーキに交換すれば、 スマートコントロールブレーキで起きるような不具合はない」という。 「メーカーの商売としては」 「独自規格を使えば競争原理が働かないので儲かる」という点から見れば、正しいのだろう。 しかし、「調整の少なさや壊れにくさ」という点から見れば 「本当に商売優先で大丈夫なんですか?」と問いたい。 単にこの店周辺での不具合を「坂道が多い地域特有のレアケース」として対応しないだけなのだろうか。 BSとしては 「もしリコールを出して全数無償で交換するようなことになれば会社が傾く」という判断? 負傷者多数という具体的な被害報告でもなければ やはり「個別の不具合」で済ませる方針なのだろう。 「これはちょっと心配なブレーキだ」と気付いたユーザーや店は 安全性を優先し(保証を無視できるなら)「普通のWピボット式ブレーキ」に交換すればいいだけでもあるが、 交換費用がユーザー負担になってしまうのが心苦しい。 少なくとも「BS側が不具合品を提供したことに対するお詫びとして交換費用を負担」するのが筋に思えるが・・・。 不具合を確認できている個人店で連帯できれば良くても 所有者登録のシール発行が主になっている自転車組合だけでは横の繋がりができにくいのだろうか。 自転車産業振興協会の販売店の声に商品名を挙げて批判したところで掲載されないと思われるため 批判的な立場の店が連なって声を挙げて行くより他にない。 少なくとも、自店販売で不具合を被ったことのある 搭載車種を購入した人の署名や感想を募ることくらいは出来そうにも思える。 ────────────── 一方、 ■「デュアルピボットブレーキのセッティングの話」 pass13.blog.fc2.com/blog-entry-1048.html 上にあるアーム調整ねじは弄らないほうがいいようだ。 シンプルなだけに稼働部がシングル→ダブル程度では大きく狂うということでもなく 軸ネジ部分を軽く調整する程度でどうにかなる。 稼働部を増やしセンターで確実にブレーキできる代償として 「要適切な注油メンテナンス」が必要でも、ブレーキ部分のためユーザーが勝手に注油はするなという状態で 「店に訪問させ修理工賃を発生させるための方策?」という見方もできる。 しかし小利益が出たところでクレーム入れられる店はいい迷惑のような。 ネットで批判が少ないのは 客「自分の買った自転車に粗悪品が使われているはずがないと思い込んでいる」か 店「一般車ジャンルの製品なんだからそういうものだろう」という感覚が強いのもあるかもしれない。 そもそも一般車ジャンルに品質を期待するのが 販売動向を見る限り一般大衆的には「おかしい」のかもしれない。 「売れればいい」「使えればいい」「買い替えればいい」の根は相当深い。 しかし矛盾してるのはこのブレーキに限ったことでもないけども。 「タフフレームで頑丈さを謳い、ボスフリーを使い続ける」 「空気圧の重要性を説きながら、空気圧計で測れない英式バルブを使い続ける」 「無灯火は違法だから灯火が必要でも、安物の重くなるブロックダイナモを未だに使い無灯火を後押し」 (自動車)免許もなく教育知識も足りず、道路整備も不十分で「自転車は車道」 ●スマートコントロールブレーキの設計ミス blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/4638125.html 明らかな設計ミスです。しかも、パーツ点数が多い割には各パーツがちゃちいのでメンテナンスが欠かせません。 他のブレーキに付け替えることも出来ないのも欠点の一つでしょう。 「メーカーの保証面を無視するという観点から見れば「付け替えられない」という意味であれば確かにそうでも、 恐らく全国一スマートコントロールブレーキに厳しいであろうシンワブログで 「BSで他車に使われているようなツーピボットキャリパーブレーキに交換している」 という記事があるので、互換性の意味では「何ら問題なく交換できますよ」と書いておきたい。 ●スマートコントロールブレーキからWピボットキャリパーブレーキに組み換え cs-shinwa.sblo.jp/article/178408723.html 問題のスマートコントロールブレーキを Wピボットブレーキに変更しております。 ●スマートコントロールブレーキの強度の問題 cs-shinwa.sblo.jp/article/179395143.html こちらが新しく変えたパーツです。 普通の、Wピボット式ブレーキです。 他のメーカーでは普通に使われているパーツです。 しかも、ブリヂストンから取ったパーツなんです! 構造を見て「たぶん軸も互換性がないだろう=交換できない」と思い込む気持ちも分からなくもないところ。 「自社開発品のほうが儲かる」という理由が大きいとしても、 「命にも関わるブレーキ」がこの有様で本当にいいのかと思ってしまう。 いい加減BSも諦めればいいのにとは思うが・・・ (ノーメンテかどうかも然ることながら自転車店でも問題を把握できている店のほうが珍しい気もするため 不具合があっても放置される可能性あり) 「重い自転車だから利き難いとか壊れやすいのはしょうがないか」のような 不具合を不具合と認識していないユーザーの無関心さから「全く完全に効かなくなる」というところまで行って 初めて店に持って行くような感覚であり続ければ 今後も「重大事故が表立って大きなニュースにでもならない限りは」欠陥的ブレーキを使い続けるのだろう。 ●スマートコントロールブレーキ(2014年5月28日当時の内容) ja-jp.facebook.com/bikke.bs/photos/a.224132251058505.1073741825.217654291706301/395276973944031/ ▼総重量が100kgを超えることもあれば下り坂で止まる力が不足? とあるが・・・ではパナソニックの電アシについている ツーピボットキャリパーは基準を満たしていないのかといえば 基準に合格していなければ型式認定されていないはずなので「問題なく使えて当然」。 (パナソニックのツーピボットキャリパー自体も進化しているが特に改良案内はしていない。 改良以前に問題点があったという話も聞いたことがないが・・・) この場合のスポーツ自転車用のブレーキとは 恐らく「Vブレーキ、ディスクブレーキ、ローラーブレーキ(ハイパータイプ)」のいずれかを指すとして 使わないのはパニックブレーキでの急制動を抑えるためというよりは 単に「独自規格での利益確保が目的」に思える。 小さな力で制動できて急ブレーキでも前輪ロックしにくいとあるが・・・ 制動しやすさはブレーキワイヤーの張り具合などの「調整」や「タイヤの状態」でも異なるため ブレーキ種別の問題だけとは言い切れない。 「キャリパーブレーキ自体がコントロール性能重視」であるなら 尚更キャリパーブレーキに優位性がある。 「お子さんとママにこわい思いをさせたくない」という想いで、 ブリヂストンの中でも、心配性で有名な技術者が開発しました。 改良以前でも本気でこう思っていたとすれば・・・ちょっとどうなんだろうと思う。 様々な不具合報告を見る限りでは (検査機の上での耐久テストではなく)実際の生活環境下(ブレーキを多用する坂が多い地域・屋外野ざらし駐輪・完全ノーメンテ)での モニター耐久テストが行われていたのかどうか不明だが、 その後の問題視する声と改良を知る限りでは十分ではなかった可能性が高そう。 ────────────────────────────────────────────── ────────────────────────────────────────────── ▼既にスマートコントロールブレーキとは完全に決別しているヤマハの過去の資料 ────────────────────────────────────────────── ────────────────────────────────────────────── ●ヤマハ2017モデル「スマートコントロールブレーキとの決別」 (電動アシストのページから抜粋) 電動ユニット部分はヤマハが開発、車体部分はBSが担当するということで協業していた形だが、 2016版ではBSがパナの電動ユニットを使うなどのなりふり構わない暴挙?に出た影響もあったのか、 単なる棲み分けを画策した結果なのか定かではないが、 BSでは未だに使い続ける不具合の耐えないスマートコントロールブレーキを PAS Kissを除く3車種では使わずに一般的な「ツーピボットのキャリパーブレーキ(2ピボットFブレーキ)」に変更。 ↓ ●PASS KISSが廃盤(カタログ落ち)でYAMAHAはスマートコントロールブレーキと完全に決別 www.yamaha-motor.co.jp/pas/lineup/ ようやく厄介な22インチタイヤ装着の車種も消えたことになる。 「YAMAHAの子供乗せは小径406(20インチHE)の太幅タイヤ」として分かりやすくなった。 (PAS Crew Disney editionのみ507(24インチHE)だが、恐らく限定扱いだと思うので例外) ↓ その後「PAS Crew」が同じく【507(24インチHE)】として新登場。 406ほど小径でもなく、タイヤが選び放題の559(26インチHE)ほどでもないが、 重心はそこそこ低く安定性も少しは期待できる。 シュワルベの「ビッグアップル」も選べるので、高そうなメーカー純正を避けられるのと、 駐輪機幅への対応も容易になるサイズダウンも可能な同じくシュワルベの「マラソン」が選べる上に 「米式チューブ化も可能」という点で、22インチ(WO/HE両方)より大いに利点がある。 (店在庫は24HEも22でも「ほぼ間違いなく取寄せ必須」なので大差なし) ●PASS KISSは以前スマートコントロールブレーキだった(2018年3月確認) [2018.3.18当時の内容] www.yamaha-motor.co.jp/pas/lineup/kiss/index.html (年度更新しているのかどうかまで確認していないが3月上旬現在) 他の車種ではツーピボットキャリパーに変更している中で、 PASS KISSが継続しているのはBSから使用ノルマでも課せられているのだろうか。 前輪の「22×1 1/2WO」という22インチタイヤ自体も含めて残念仕様なので どうしても選ばなければならない特殊な理由でもない限り購入候補からは外すべきだろうと思う。 ●スマートコントロールブレーキからWピボットキャリパーブレーキに組み換え cs-shinwa.sblo.jp/article/178408723.html さて、今回入荷しましたポーラーはカラーがグレーとなるのですが サイクルショップ・シンワ独自の改良を施しており 問題のスマートコントロールブレーキを Wピボットブレーキに変更しております。 サイクルショップ・シンワ、オリジナル仕様となります。 (パーツ自体はブリヂストン製のもので代用しております。) 勿論メーカー推奨のものではありませんのでその旨ご了承いただいた方のみ対応しております。 なお、ヤマハのバビーなどの車種も、当店では現在このタイプに変更する改良修理を行っております。 工賃込3,500円で、問題の無いブレーキに買えることが可能です、 なお、新車としてのビッケ・ポーラーに関してですがブレーキパーツ変更分の料金は上乗せしておりません。 cs-shinwa.sblo.jp/article/178419569.html ヤマハのパス・キッス こちらも同様に組み換え。 記事にはしていなくても他の店でも変更している店はあるはず。 しかしBSと波風立てたくないとか保証面から断行できないという理由が強いのだろう。 (保証云々を考えないとして)組み換え自体を問題視する声がもしあるとすれば、 既存のパナやヤマハの新型のWピボットキャリパーブレーキでも 問題が多発していなければならないはずだが、少なくともそういった傾向はなさそう。 ・気になったのはBSに子乗せ向けの超ロングアーチキャリパーがあったかどうかについて これは通常のツーピボットキャリパーに思えるが・・・ www.katayama-cycle.com/894_840.html 商品番号 810C-NB(P6049) 商品名 ブリヂストン ツーピボットフロントキャリパーブレーキ 4820622 ↓ 前にパナに付いているキャリパーを全て分類分けしたときに ●22×1 1/2WOでも、540(24WO)、590(26WO)、630(27WO)といった車種と同じ通常のツーピボットキャリパー ●20×2.0「406(20HE)」、26×1.75「559(26HE)」がキャリパーの場合のみ超ロングアーチのキャリパーだったので 太幅のHEタイヤではないとすれば、恐らく「810C-NB」に組み替えたと推定できる。 ↓ PAS KISS mini(20×2.125)、ビッケポーラー(20×1.95HE)といった車種には 上記のアーチサイズでは足りないと思われるが ネット流通していない補修カタログ掲載品が存在するか、 文字通り独自の加工(取り付け穴の拡大?)で取り付けているようだ。 しかし、万が一トラブルが起こっても保証云々といった話が無効になるのであれば 基本的にパナ製品を推奨している立場の店なので尚更、 独自に改良を続けているというパナ製のものを使ったほうが良さそうに思えるが、 何ゆえBSのSCブレーキを否定して(委託品と思われるが一応は)BS扱いのブレーキなのか意図が読めない。 と書いていたが、 パナのブレーキではなく同じBS品から使ったのは 「同じメーカーの小径車に使われている」にも関わらず、 わざわざ要調整で不具合の起きやすいものを使っていることへの皮肉と証明なのだろう。 つまり 「BSでも別車種に当たり前に使われているような普通のWピボット式ブレーキに交換すれば、 スマートコントロールブレーキで起きるような不具合はない」という。 2020.12.20 ●むしろACA-2よりもスマートコントロールブレーキ問題が気になる 2019.11.24 ●BSの子乗せ車種を勧めない理由 2019.09.08 ●PASS KISSが廃盤(カタログ落ち)でYAMAHAはスマートコントロールブレーキと完全に決別 2019.07.07 ●現行品と従来品の違い 2019.04.21 ●シュー摩耗でブレーキが効かなくなったケースもあるという、●初期型から改良型への交換から見る根本的な問題 2018.12.30 ●ダルマねじ破損で改良品にブレーキごと交換 2018.012.9 ●「2016年以前のブレーキシューは早ければ3ケ月」で要交換 2018.07.01 ●レンタルサイクルでの対策 2018.03.25 ●スマートコントロールブレーキ(2014年5月28日当時の内容) 2018.03.18 ●BSのシュー改善策 2017.11.12 ●スマートコントロールブレーキII(2) 2017.10.22 ブレーキ総合からページ分け、●スマートコントロールブレーキの設計ミス 2017.04.16 ●スマートコントロールブレーキの強度の問題 2017.02.19 ●スマートコントロールブレーキの分解整備 2017.01.22 ●スマートコントロールブレーキからWピボットキャリパーブレーキに組み換え 2016.11.13 ●ヤマハ2017モデル「スマートコントロールブレーキとの決別」(PAS Kissを除く3車種) 2016.11.13 ●またもビッケのフロントブレーキが効かなくなりました。 (2015.5.13) 2016.11.13 ●スマートコントロールブレーキをツーピポットキャリパーブレーキに交換、 ●スマートコントロールブレーキの修理 2016.04.24 ●スマートコントロールブレーキ雑感(5.1追記) 2016.04.03 ●BS側でのスマートコントロールブレーキの細かい改良 2016.03.27 ●スマートコントロールブレーキをテクトロ900Aと交換 2016.02.11 ▲スマートコントロールブレーキの不具合 2016.01.17 ▲スマートじゃないコントロールブレーキ(1.21微修正、1.24追記) 2015.02.16 スマートコントロールブレーキの実態 2015.02.08 スマートコントロールブレーキの画像解説リンク
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第三章 考えてみれば、私は都会の野良ゆっくりを捕まえるノウハウを持っていないのだった。 自然の、山や川といった場所なら結構自信はあるのだが。 適当に町中を歩いていても、野良ゆっくりの姿を見かけることはない。 それは当然のことで、野良犬が町中をほっつき歩いていたら、保健所の人間が捕まえにくるに決まっているのだ。 野良ゆっくりも然りである。 それに、最近は飼いゆっくりの確保を、自家繁殖と、余った飼いゆっくりの譲り受けと、 ゆっくりショップ協会からの仕入れに頼ってばかりだったのだ。たまに行われるレア種の競り売りになど参加していない。 それゆえ、うちの店には集客能力の高い特上レアはない。 自然で培ったゆっくり捕獲技術も、勘が鈍っていると自覚しておいた方がいい。 まあ、とりあえずは犯行現場を回ってみるか。 私は駅へと向かった。 「えーと、最寄りの駅は……二百五十円か」 私はそれをメモに取る。ゆっくりショップ協会から、費用の明細を出すことを条件に、調査資金の援助があるからだ。 「……面倒くせえ」 簿記の簿の字も知らないどんぶり勘定を続けてきたツケが、こんなところで出るとは。 そういえば、確定申告の際には税理士と税務署にこっぴどく怒られたものだ。 第一の犯行現場は、閑静な住宅街だ。まあ、全ての犯行現場が閑静な住宅街なので、大した特徴でもない。 もちろんアポを取っているわけではないので、外から家を眺める程度だ。 何だか、積水ハウスとか、ミサワホームとか、そういった住宅企業が幸せなご家庭のために作り上げました、 とアピールしたいのがいかにも良く分かるきれいな家だった。 だが、その家が悲劇の舞台になろうとは。世の中は皮肉なものである。 家に入り込む隙間は、すぐに見つかった。 まず、正門のゲートの下に猫が入れる隙間がある。 そして隣家との間にある塀には、庭に降った雨水を逃がす穴が開いている。体 の柔らかいゆっくりなら、体をひしゃげさせたり、細長く伸ばすようにしてすり抜けられるだろう。ドスほどの大きさがあれば別だが。 これでは、ゆっくりに入ってきてくださいと言っているようなものだ。 確かこの家では、れいむ(四ヶ月、金)、まりさ(二ヶ月、銀)、ありす(二ヶ月半、銀)、ぱちゅりー(三ヶ月、金)と、 通常四種を揃えて飼っていた。 それを庭に放し飼い。雨の日は外に置いてあるゆっくり小屋に入れている。 犯行は、まさにその、小雨がぱらつく夜だった。 飼い主一家が、夕暮れ時に、ゆっくりたちに多めの夕食を置いて、少し遠目のフレンチレストランに車で出かけた。 はたして、ゆっくりたちが最後の晩餐で「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー」と言ったかどうかは定かではない。 家族が午後九時頃に帰ってきたとき、暗かったせいもあって、ゆっくりの様子は確認できなかった。 いつも通り、静かに寝ているのだと思っていたのだろう。 そうでないと気付いたのは翌朝のことだった。 まりさ、ありす、ぱちゅりーは未成熟の茎を十数本生やして、虚ろな顔のまま、小さく黒ずんでいた。 蟻の群れがたかって、遺骸を少しずつ削り取っていた。 れいむも死んでいたのだが、例外的に彼女は、しぼんではいたものの、黒ずむほどではなく、茎も生えていなかった。 もちろん、それで何かが慰められるわけでもないが。 外部れいぱーありす集団の犯行だと思われる。なぜなら、飼いありすは去勢されていたのだから。 それに、飼いゆっくり達が反抗した形跡が無かった。おそらくかなりの数のれいぱーありすに不意を突かれたのだろう。 小屋の中には、奇妙に生臭くて甘い臭いが漂っていたらしい。精子カスタードが小屋中にまき散らされていた。 もちろん、ゆっくり達の死骸にも。 れいぱーありすのごく一般的な特徴だ。 そして、目撃者はなし。おかしな騒ぎも聞こえなかったという。 仮に何か音がしても、雨にかき消されたのだろう。 幸いというべきか、ゆっくり小屋が庭にあるので、家の中は荒らされなかった。 この家では、進入口をほったらかしにした不注意さがあった。 もし、正門ゲートが地面すれすれまで閉じるものであったなら。 もし、雨を逃がす穴に金網でも張ってあったなら。 未然に防げた犯行かも知れなかった。 とはいえ、れいぱーありすの第一事件だから、警戒をしていないのも仕方がない。 その後、二つの家を回った。 まあ、大体一つめの家と同じだった。ゆっくりの入り込む隙が見つかった。 そこで、日が暮れてきたので、帰ることにした。 「お! おかえりなさうぃっしゅ!」 「……」 ひょっとしてずっとこの口調のまま接客応対してたんじゃあるまいな。頭が痛くなる。 「すげえっすよ! まじぱねえっすよ! ゆっくりバカ売れっすよ!」 「え?」 「えーと、まず午前中に、なんでしたっけ、ふらんってやつが売れたんすよ」 「…………まじでっ!?」 思わず驚きが顔に出た。うちのふらんと言えば、確か……十二万円だ。ほとんど置物状態になっていたのに。 「まじでまじで! なんかやべえ服のセンスしたおばさんが買ってくれたんすよ。 んで、次には昼過ぎに、可愛い女子高生が五人もやってきて、ちっこい処分品を一人一個買ってくれたんすよ! ほらこれ一緒に携帯で撮った写真!」 「おおおおおおお!! まじぱね……?」 ……そういえば、帰り道に、小さなゆっくりのつぶれた跡がいくつかあったような。 ――いや! お客様の事情を詮索しないのが、ゆっくりショップの不文律だ! 処分品でも買っていただいたのだから有り難いと思おう! そのうちの一人くらい、新たな飼いゆっくりの魅力に目覚めてくれるに違いない! きっとそうさ! しかしすごいな五代君。きっと人を惹きつける魅力があるのだろう。女性客の話しか出ないのがちょっと引っかかるが。 「そんで、すごいっすよ! さっき、店長が帰ってくるちょっと前に、今日一番の売り上げがあったんすよ! どんなお客さんだと思います? 財布から一万円札を何枚も出して、 店の奥のありすってやつを持てるだけ、買っていってくれたんすよ! なんと小学生くらいのちっこい女の子なんすよ!マジぱねえっしょ!?」 うんうん、最近の子供はすごいお金持ちだよね。おじさんマジでびっくりしちゃう。 「何故売ったあああああっっっ!!!」 一気に店内が静まりかえった。全てのゆっくりたちが店内に響き渡る怒号に、口を閉ざしたのだ。 「え、え、なんかやばかったっすか?」 五代君もさすがにうろたえた。が、そこで私は我に返る。 あの娘にありすを売るな、と教えてなかったのは私のミスだ。まさか、断られた店にまた来るとは思ってなかったのだ。 もう、ミスばっかり。ほんとどんぶり勘定の自分が嫌になる。 「悪いけど五代君。ちょっと残業してもらえる?」 そう言い残して、私は店から飛び出した。 私は店の自転車を駆って、彼女の自宅へと向かった。 今の世の中、本当に一人きりで何かを出来る場所は、自宅くらいしかない。 だが、彼女の家のチャイムを押しても、誰も出てこなかった。 ありす達の声も聞こえない。 「あら、ゆっくり屋さん、うちに何かご用ですか?」 ちょうど今、母親が買い物袋を手に提げて帰ってきたところだった。 私は手短に用件を話す。母親はすぐに家の中に入る。それまで鍵がかかっていたので、家の中にはいないのだろう。 考えてみれば当然のことだ。ゆっくりを潰したり、虐待したりすれば、当然跡が残る。 食べるにしても、ゆっくりの体はでかいのだ。赤ゆならともかく、大人のゆっくりは小学生の女の子ではまず食いきれないだろう。 だとすれば……どこだ。家族にばれる心配が無く、ゆっくりをじっくりいたぶるのに都合が良く、 場合によってはそのままゆっくりを見捨てて逃げられる場所。 神社だ。ショップからここまでの道とは、ちょうど反対側にある、こぢんまりとした神社。 私は出てきた母親に行き先を告げて、自転車にまたがった。 くそ、ゆっくりに関するあらゆる勘が鈍ってやがる。 すでに日がとっぷりと暮れて、神社の中は暗くなっていた。 少女が、大きな袋を重そうに抱えて境内に入る。その袋の中にはもぞもぞとうごめくものがいる。 「やっとついた……」 少女は境内を進み、誰もいない本殿の裏側へと回る。 境内の外の、街灯の光が辛うじて入り込む場所に、荷物を乱暴に下ろす。 「ゆべっ!」 袋の中から声がした。袋が倒れて、転がり出てきたのは、ゆっくりありすの子供だ。 「むぐぐっ、むぐぐぐっ、ゆうっゆうっゆうっ!」 子ありすは自分を見下ろす影に向かって精一杯怒りを表す。とはいえ、ラップで口を塞がれているので、飛び跳ねるのがせいぜいだ。 少女は、袋を立て直して、その子ありすの髪を片手でつかんだ。 そして、もう片方の手をポケットに入れて、取り出したのは。 カチッ、カチッ、シュボッ―― 少女はライターの火をつけた。 子ありすは、火と、その向こう側にある少女の顔を見た。 体をよじって何とか逃げようとするも、体を空中で揺らすことしかできない。 ライターの火が、足下からゆっくりと近づく。 「君みたいな可愛くて真面目な女の子がこんな時間に火遊びをするのは感心しないな」 私は息を切らしながら、少女に言った。 すぐに彼女に歩み寄り、子ありすを取り上げる。 「あーあー、五代君、こんなに強く巻き付けちゃ駄目じゃないか。形が変わってしまう」 と独り言を言って、袋の中身を確認する。大小のありす達が涙目になっていた。 「どうして邪魔するのっ!」 娘さんが金切り声を上げた。 「そいつらはわたしのまりさとぱちゅりーを殺したありすなんだよ! どうしてそんなくず饅頭の味方をするの!」 「何故なら、君のまりさとぱちゅりーが殺されたとき、このありす達はわたしの店にいたんだよ。 つまり、このありす達には犯行は無理なんだ」 「同じだもん! 同じありすだもん! ありすがまりさとぱちゅりーを殺したんだもん! どこにいようが、ありすはありすでしょ! わたしのまりさとぱちゅりーを!」 少女は泣きむせんで、次の言葉を言えなかった。 「じゃあ君は、どこか別のお宅で飼われているまりさとぱちゅりーを、わたしのまりさとぱちゅりーだ! と言ったりするのかい?」 「変なこと言わないで! わたしのまりさとぱちゅりーは別のお宅でなんか飼われてないもん! わたしのまりさとぱちゅりーは、一目見たらちゃんと分かるもん!」 「それなのに、悪いことをしたありすと、悪いことをしていないありすの区別もつけられないのか。 そういうのを、人間がゆっくりをバカにする言葉で『餡子脳』というんだよ」 言いくるめられたことに気付いた少女は、悔しげに黙りこくった。 「復讐……するんだもん。まりさと……ぱちゅりーに、約束……したんだもん」 復讐だなどと、またずいぶんと大時代的なことを。 何とも情緒的な子供だ。私は思わず鼻先で笑う。 そこに、ようやく娘の母親が現れた。 「すいません! うちの娘がバカなことをしてしまいまして。あの、もう……」 「いや、大丈夫ですよ。娘さんは一匹のゆっくりも虐めていません。寸前で、ちゃんとやめたんです。大丈夫です」 だが、娘は小さな声で、私が持っているありすに向かって「いつかまた殺してやる」と言った。 「な、どうしてそんな酷いことを言うの! すいません、娘にはちゃんと言って聞かせますから」 「ああ、お願いします。ありすはこちらで引き取ります。娘さんからいただいた代金は後で金額を確かめて返却しますので」 「いえ、どうか全額お納め下さい。娘の授業料です」 ――このご時世に、なんて出来た母親なんだろう。私は感動するというよりも、あっけにとられていた。 あなたもまりさとぱちゅりーを殺された怒りをもう少し露わにしてもいいのに。 もちろん、そんなことが今の娘さんに納得できるはずもない。 「いやだ! いやだいやだいやだ! そのありすを買ったのはわたしよ! わたしが買ったものをどうしようがわたしの勝手でしょ!」 うげ。ちょっとどきっとした。 彼女はまるでしつけの行き届いてない胴付きれみりゃのように、だだをこねている。 そんな彼女を母親が家へと引きずっていった 「むぐっ、ゆっふん! いいざまね! あのいなかもののぶすがき! まるでいなかもののれみりゃみたいだったわ! いなかもののくせにとかいはのありすをいじめようなんて、 ひゃくおくこうねんはやいのだわ!」 ラップの隙間から口を開いて、子ありすが言った。 「さあ、おにいさん! ありすのゆっくりプレイスにかえりましょ! そしてこわいめにあったありすに、とかいはなおかしをいっぱいちょうだいね! やさしくなぐさめてね!」 「お前は、確か銀バッジだったな」 「ゆっふん! そうよ! かぎりなくごーるどにちかいしるばーばっじのありすよ! にどとあんないなかものの、らんぼうなぶすがきにありすをうらないでね!」 「言葉遣いが汚い。バッジ無しからやり直しだ。一ヶ月でシルバーに戻れなければれみりゃ行き」 そう言って私は銀バッジを引っぺがしてポケットの中に入れた。 「どぼじでえええええええっっっっ???」 帰ったら、五代君に、サランラップの巻き方を教えなくちゃな。 とりあえず、今日のところはこれで一件落着。 ではなくて、店には治療すべきゆっくりが待っていたのだった。しかも四体も。 一応、五代君の応急処置は適切になされているので、一安心だが。 「おつかれさまっしたー。あ、ちゃんと残業代は二割五分増しにして計算してくださいねー。一時間っす」 ……もしこんな生活が続いたら、倒産の前に過労死確実だ。 早くれいぱーありすを捕まえなければ。そんな思いがはっきりする。 「ゆっくりしていってね! おにいさん! ゆっくりおきてね! ゆっくりのみんなにごはんちょうだいね! おなかぺこぺこだよ!」 ベッドの中から時計を見て、脱力した。誰だ勝手に時計の針を二時間も進めたやつは。 私はもう一度、枕に顔を埋める。 ………… 寝坊だああああっ! 急いで、ゆっくりたちに朝食を与え、展示棚の中を確認し、変調をきたした個体がいないか確認した。 が、どうにも間に合わず、結局、五代君にもOJTよろしく手伝ってもらった。 「やばいっすね髪型、すっげえやばいっすよ」 「ああ、そう……じゃ、今日も店番よろしくね……いってきまう」 「まじ任せてくださいよ! なんか楽しくなってきましたし!」 「頼もしいセリフをありがたう……」 正直、残りの家に行くのは面倒だったが、確認したいことがあったので行くことにした。 まず、みょんを殺された家。次にれみりゃ一家が陵辱された家。そして、一メートルまりさの家。 その家を見て、きっと残りの家も同じだろうと見当をつける。 れいぱーありすに襲われた家の共通項。 それは、皆建てられてからさほど時間がたっていない、ということだ。 どの家も、築五年がせいぜいだろう。 そういえば、あの娘さんの家もそうだった。四年前に引っ越してきたのだった。 つまり、その家の家族はよその地域から引っ越してきた可能性が高いということだ。 それも金や銀のバッジを付けた、高いゆっくりを飼える程度の余裕がある家ばかり。 近所との付き合いにも、見えない壁が出来ていてもおかしくない。 そのことに、れいぱーありす達が気付いていたら…… いや、確実に知っているのだ。経験を積んだのか、元から知能の高いゆっくりなのか。 どちらにせよ、あなどれない、という思いがますます強くなる。 そして、以前からずっと気になっていた一つの謎―― どうして、このれいぱーありす達はこんなにもふらふらとしていられるのだろう。 今、街を野良ゆっくりが人目につくところをうろつくことはほとんど無い。 せいぜい、自販機の下や、公園のベンチの下、河原の草むらの中、といった場所に散見される程度だ。 そんな中、ありすが集団で動いていれば、かなり目立つはずなのだ。 犯行現場を見れば、れいぱーありすが集団であることに疑いはない。 が、目撃情報は全くない。犯行現場近辺はおろか、それ以外の地域でも全くないのだ。 やり口がほぼ同じであることから、れいぱーありすが偶然に同時発生したとも考えにくい。 そこまでで、考えが止まった。今日もそろそろ日が暮れる。 帰ろう、と思ったが、ふと思い出した。 そういえば一駅先に、れいむ親子が被害にあった家があったはずだ。 ちょっと帰るのが遅れるかも知れないが、足を伸ばしてみよう。 一言でも話が聞ければ儲けものだ。 一連の事件中で、唯一生き残っている子れいむの様子も見てみたい。 そう思い、駅で切符を買った。 目的の家の前で、一人の男が折りたたみ自転車を組み立てていた。 「お? えーと、確か、あの会議に出てたよな」 そう、あの緊急会議の出席者の一人だった。 熊のような体躯をしている。その容姿と折りたたみ自転車とのギャップがおかしい。 「……名前、何だっけ?」 私は、財布の中につっこんであった名刺を渡した。 男はそれを一瞥して返した。 「悪いが、知らなかったな」 まあ、私の名前など知らないのも無理はない。 ゆっくりペットショップ業界紙というものがあって、そこにはレアゆっくりの生態や、 ゆっくりの新たな治療方法、ゆっくり売り上げランキングみたいな情報が載っているのだ。 彼は様々なランキングの常連だが、私は末席にも入っていない。どんぶり勘定で記録など提出できないのだから当然だ。 「生き残っている子れいむを見に来たんだろうけど、無駄足だったな。 飼い主はとっくの昔にそいつを近所の駆除業者に渡したとさ。何でも夜に気色悪い笑い方をするんだそうだ。 あ、言っておくが、営業しても無駄だぞ。すでにうちの喋らない子れいむを売る契約が出来てるんだからな」 それなら、確かに無駄足だ。 「まあ、あんたも折角ここまで来たんだ。ここで偶然会ったのも、何かの縁だろ。どうだ? れいぱーありすに関する情報交換、といかないか?」 確かに、情報を共有することでれいぱーありす捕獲への道のりは縮まるだろう。 私は、れいぱーありすが狙う家の共通点、そしてれいぱーありすの移動に関する疑問点を述べた。 彼は、そこそこ興味深そうに聞いていた。 が。 「悪いが、そんな程度の情報じゃ、俺の持っている情報には釣り合わないな」 ぽかーん。そんなオノマトペが、頭の中で再生された。 「だが、まあ折角だからサービスで、ヒントならやれるぞ。どうだ? 聞きたいか?千円出してくれたら教えてやるが」 私はきびすを返した。結局、無駄足が確定した。 男も、多少気が咎めたのか、私の背中に向けて怒鳴った。 「最初の家のれいむは、犯されていないんだぞ!」 私はショップに帰り、夕食の後、ゆっくりの治療をした。今日は治療は一体だけだった。 昨日引き渡したばかりの胴なしふらんだった。家の中で適当に見つけたプラスチックの計量スプーン、 通称「ればてぃん」を口にくわえたまま、壁に激突したのだ。 ればてぃんは体を貫通した。 マニュアルの、ふらん、れみりゃの応急手当の手引きにはこう書いてある。 「頭に当たる部分の、中身の三分の一が失われていなければまず大丈夫です。手当てしているフリをしましょう」 五代君はそれを忠実に実践した。そして、ればてぃんは体を貫通したまま、傷口がふさがってしまったのだ。 私は、ればてぃんをぐっと引き抜いた。傷口が広がらないよう慎重に。 「ゆっぐりじね!」 元気だし、大丈夫だ。捕食種のこういう頑丈さは助かるなあ。 ふらんを水槽の中に隔離して、れみりゃの部屋に置いた。 普段はふらんに虐められている側のれみりゃが、調子づいてふらんの前で飛び回っていた。 「ゆっぐりじね! ごごがらだぜ! あぞんでやる! ゆっぐりじね!」 「う~♪ れみりゃ☆う~♪」 ……なんでこのふらん、売れたんだろう。ふらんでなければ銅バッジ以下だぞこりゃ。 れみりゃも、ペットというより処分品処理係みたいになってきてるし…… 私はパソコンを起動した。 ネットで、あるアドレスを打ち込む。 開いたのはネットチャットのページだ。 その中の、ある部屋に、パスワードを打ち込んで入り込む。 あらかじめ私に与えられていた名前は、№8である。つまり、末席を表す。 中にいたのは二人。最近の愛で厨と虐め厨の諍いについてだらだらと喋っていた。私の一番嫌いな話題だ。 『№8さんが入室しました』 『№5:お、初めてのご来場ですねw』 『№2:パソコンが壊れてるんじゃないかって、噂してたところですよ』 『№8:他の人は?』 『№5:今日は来てませんよ』 『№2:野良ありすの群れを探し回ってるんじゃないですか』 『№8:こんな夜中に?』 『№2:昼にしっぽがつかめないなら、夜動いてる、と思ってるんでしょう』 『№5:まあ、ありすにしっぽは無いわなw』 『№8:何か、お二方は、ありすに関して新しく気付いたこととかありますか?』 『№5:ググれ』 『№2:www』 『№2さんが退室しました』 『№5さんが退室しました』 「……?」 分かったことは三つ。 このチャットはチャットとしての機能を果たしていない。 次に、彼らはありすに関する情報交換を渋っている。 そして、私はネットの世界でもはぶられている。 パソコンの電源を消して、寝た。 そっちがそう来るなら、こっちにだって切り札があるのだ。おそらく彼らが考えもつかないような切り札が。 何だか負け惜しみっぽいな。いや、でも本当に切り札はある。明日はそれを使おう。 目論見がうまくいけば、彼らを出し抜くことも出来るはずだ。 後編へ
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こくさいセンターみなみじてんしゃちゅうしゃじょう【国際センター南自転車駐車場】 概要 名古屋駅前に整備された自転車駐車場。2008年5月1日より定期利用専用。
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大江山じゃないほうのおおえやま。 わざわざ老ノ坂峠にくる、亀岡市に行く以外のもうひとつの目的。 峠位置 西京区 コース所在地 京都市西京区~亀岡市 距離 路面距離(計算値) 標高 480m 高低差 平均勾配 スタート ゴール 地図 Yahoo!地図 コースルート地図 仮参考レベル コース感 道間違って、アプローチ開始出来ずに終わり不明。 走行ルート 無し 未走行ルート 老ノ坂峠からのルート その他、上らないと思うほかのすべてのルート 京都市側から老ノ坂峠に上り、旧道への道を進み、T字路で左折してしばらく進むと右の道端にある。この左にゲート?があり、その奥に大枝山へのアプローチポイントがあるらしい。 一番上の字が読めないが、これより東、山城の国 ? 上の写真の石碑?の左側の写真。 自転車の置いてあるあたりから、その奥にある電柱にかけてシングルトラックのような道がある気がする。こちらからでも大枝山への道に通じている気がしてならない。 首塚に通じる道の入り口にある鳥居。 酒呑童子のものといわれている首塚。 鳥居の奥の社?の裏に回ると塚?があるが、たぶん見るとがっかりする。 後から盛ったような雰囲気がぷんぷんする。 首塚の前の舗装路を少し進むと、道にチェーンが張ってある。 それを超えて少し進むとすぐに廃道のような道になる。 この道を大枝山への道だと思って進んでしまい、失敗した。 しばらく進むと橋の下をくぐることになるが、そこを超えると、後は下り坂になる。 この橋を越えたところには道の標識があるが、大枝山への道の標識ではない。 ちなみに、この先かなり下のほうまで下ってしまった。 橋を越えて少し下ると、土嚢でできた変なシングルトラックになる。 下り始めてすぐのところから上に上れそうな気がしたので、自転車を押し上げていると滑ってしまい、ひびとわれが入っている右ひざを打ち付け、地面にたたきつけるようになった左手のひらを、そこにあった切り取られた小さなかれた切り株でえぐってしまった。 手のひらにあった大きなたこと皮膚とともに、少しの肉をえぐってしまった。 グローブをしていなかった結果がこれ。
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マウンテンバイク(MTB) 本来は山道や荒野などの未舗装を走るための自転車。しかしその耐衝撃性、安定した走行性能を活かし、ツーリングにも使用されます。千葉大ちゃり部でもたくさんの人が使っています。 無骨な外見がたまらなくかっこいい! タイヤの大きさが3種類ある。 メリット ごつくてかっこいい、頑丈、安定感抜群、登りが楽、山道を走れる デメリット 重い、他の種類の自転車に比べて速度は出にくい 種類 一口にマウンテンバイクと言っても実はたくさんの種類があります。が、しかしここに挙げて説明していくときりがないので興味のある人はググりましょう。 ちなみにちゃり部で使われるのは大抵クロスカントリーバイクというやつ。 サスペンション マウンテンバイクの一番の特徴はなんといってもサスペンション! サスペンションとは路面の凹凸を車体に伝えない緩衝装置のこと。こいつのおかげで荒れたところも走れるようになります。 前輪用と後輪用(?)があり、前輪のみのものはハードテイル、前後輪両方あるものはフルサスペンション。 後輪にサスペンションがあるとキャリアがつけられないため、ちゃり部ではハードテイルしか使わない、というか使えません。 タイヤ径 26インチ、27.5インチ、29インチがあります。参考までにママチャリは27インチだったりします。 径が大きいほど悪路に強くなり、直進安定性が増すかわりに、小回りは効きにくく、漕ぎ出しが重くなります。 逆に径が小さいほど小回りが効きやすく、漕ぎ出しは軽くなる一方、悪路の乗り越えは比較的苦手で、巡航性能に欠けます。 つまり、どちらにもメリットとデメリットが有ります。 では何を基準に決めるかというと、身長です。 背が低い人だと、29インチはサイズ的にも苦しくなることがあります。 180cmを超える人だと、ホイールベース(前輪と後輪の幅)が広すぎて取り回しにくくなることがあります。 ちょうど中間である27.5インチは双方の良いとこどり! 昨年まではタイヤなどスペアパーツの普及がまだまだでしたがこの1年で一気に浸透。問題なく使っていけると思います。 そういった意味では昔からある26インチのほうが不安かも…?なくなることはないと思うけど…。 山企画 前述のサスペンションを活かしてオフロードを走りに行く企画です。これに参加できるのはマウンテンバイク持ちの特権。 めっちゃくちゃ楽しいので購入したらぜひ参加しよう!! 詳しくは左メニューのダート課へ。
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Fabio Carbone ファビオ・カルボーネ 1980年9月4日生 ブラジル出身 カートデビュー:1989年 レースデビュー:1996年 1996年 ブラジル Formula Chevrolet参戦 1997年 ブラジル Formula Chevrolet参戦 1998年 ブラジル Formula Chevrolet参戦 1999年 ブラジル Formula Chevrolet参戦(シリーズ2位) 2000年 ブラジル Formula Chevrolet参戦(シリーズ4位) 2001年 イタリア Formula Renault参戦(シリーズ3位) Formula Renault Eurocup参戦(シリーズ5位) 2002年 イギリス Formula 3参戦(シリーズ6位) ドイツ Formula 3参戦 Zandvoort Masters of Formula 3参戦(優勝) Formula 3 Macau Grand Prix参戦 Formula 3 Korea Super Prix参戦 2003年 Formula 3 Euroseries参戦(シリーズ5位) 2004年 日本 Formula 3参戦(シリーズ6位) Formula 3 Macau Grand Prix参戦 2005年 Formula 3 Euroseries参戦(シリーズ13位) World Series by Renault参戦 2006年 日本 Formula 3参戦(シリーズ4位) 日本 Super GT GT500 Class参戦(1戦のみ) Formula 3 Macau Grand Prix参戦 2007年 日本 Formula Nippon参戦 日本 Super GT GT500 Class参戦 2008年 World Series by Renault参戦 日本 Super GT GT500 Classスポット参戦 Last update Sun 10/08/2008 01 11 05 このページが見られた回数: -